機動戦士ガンダムSEED DESTINY第44話「二人のラクス」

偽物の演説中に本物のラクス登場。画面の前の人々は突然のことに困惑する。
議長は使い物にならなくなった偽物を下がらせるように指示。
「ナチュラルでもコーディネーターでもなく、悪いのは世界(ロゴス)。本当にそれで良いのか?」と、
ラクスは問いかける。思わぬ所で味方が出来たと喜び、オーブに連絡を入れようとするジブリールだが、
絶妙なタイミングで「無論私はジブリール氏をかばう者ではない」と釘を刺され、ぬか喜びに終わる。
こういうのはメチャクチャ恥ずかしいんだよね、実際。
←完全に意表を突かれたようだ ←お前の味方をするわけねぇだろ
「SEED DESTINY」では、ラクスよりもカガリの方が人々の前に出て発言することが多く、
ラクスはほとんど表舞台に立つ事がなかったので、今後も表舞台に立つことは少ないだろう。
となると、やっぱり議長とミーアの方が痛手を負ったことになる。
どちらが本物であろうと「ラクスが二人いる」ということを人々は知ってしまったわけで、
こうなるとどちらのラクスの言うことも信用に欠けてしまうからだ。
まぁ、ラクス達がそこまで考えていたのかは分からないけど。

予定変更をせざるを得なくなった議長は宇宙に上がることに。発言力を失ったミーアに対しては、
「少しの間、君は姿を隠していた方が良い」、「君の働きには感謝している」、
「君のおかげで世界は本当に救われたんだそれは決して忘れやしないさ」と、お別れの言葉を並べる。
ミーアを労うような言い方だけど、ボクには「お前はもう用済みだ」としか聞こえない。

議長の苛立ちが伝染したのか、ピリピリしているレイ。「どちらのラクスが本物か?」という問に、
「何故人は真偽を気にする?本物なら全て正しくて、偽物は悪だと思うからか?」と答える。
レイの回想では、今まで一度も見えなかったクルーゼの素顔が出てきて、次の場面では、
話をしている議長&クルーゼとそれを見上げるレイ。この3人の繋がりが物語の鍵になりそう。
←さすがにフラガそっくり
↑物語の鍵を握ると思われる三人

月に不穏な動きがあるらしく、報告を聞いた議長は「以降もこの報告を最優先に」と指示を出す。
その時の議長の顔がまた謎で、何故か笑ってるんだよね。ホント胡散臭い。
←何故笑顔なの?
月の表側でイザークやディアッカが戦っている間に、月の裏側ではレクイエムの準備が着々と進む。
そしてプラント首都に向けて、「レクイエム」システム発射。
首都「アプリリウス」ではなく「ヤヌアリウス」・「ディゼンベル」に命中し、多数の人々が死んだ模様。
発射の瞬間は呆然としていた議長だが、惨劇を目の当たりにして怒りの表情を見せる。
←「レクイエム」は予想していなかったようだ
「レクイエム」はレーザーを「屈曲」させることであらゆる方向にレーザーを打ち込む武器で、
「軌道間全方位戦略砲」という位置づけになっている。
「反射」ではなく「屈曲」させるため、「リフレクターインコム」の仕組みとは若干違うようだ。

「やられたらやり返す」という戦いの連鎖を終わらせる術はなく、結局戦うしか道はない。
この世界に全く新しい答えを示そうというのが、議長の考えた(考えている)「DESTINY PLAN」
以前ボクは「DESTINY PLAN」のことを、
1.今の時代(ノートを読んでいる「現在」にとっての「過去」)には有益に思える
2.このプランを実行すれば「世界のために」人が生きるようになる
→世界秩序のために全ての人類を統制させる?
 と予想していたけど、若干違ったようだ。
全てを遺伝子によって決めてしまうのが「DESTINY PLAN」
「自分の役割を遺伝子で決めてしまえば、戦っても無駄だと分かるので争いなど起こり得ない
という考えで、その世界では「運命」つまり遺伝子が全ての人間を統べる「王」であり、
議長は「王」と人間を結びつける「神官」といったところ。

「俺はそんなに諦めが良くない」と、ヘタレのイメージを払拭しようと奮起するアスラン。
「未来を作るのは運命じゃないよ」とキラも宇宙に上がることに賛成し、友情の握手
そして気合いを入れるメイリン。可愛すぎ。
←女性ファンにはたまらない光景だろうな ←ぐッ

「彼は神官かしらね?」とマリューさんに言われていた議長だが、神々しくて「王」な感じ。
←「神」のような印象を受ける

なんか、ジブリールを倒したところで番組終了な予感がするんだけど、議長との決着は付くの?
まぁ、そんなのはどうでもいいとして今週のメイリン
←テレビ視聴中 ←「無茶するからいけないんですよぉ」
←かなりショック ←最近アスランとの2ショットが多くなってきた
←本当にアス×メイになるかも ←メイリンかわいいよメイリン
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