05/07/23(土)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY第40話「黄金の意志」
今までの人を殺した光景が夢に出てきてうなされるシン。
アスランとメイリンを討ったことを、今更だけど気に病んでいるらしい。
「優しすぎる、それは弱さだ。それでは何も守れない」とシンに一番効くであろう言葉で叱咤するレイ。

ヘブンズベース戦での功績が認められて、議長からフェイスに任命されたシンとレイ。
「今この瞬間を裏切ることなく、今後もその力を尽くして欲しいと思ってね」と言う議長。
これでシンはいよいよ議長のために死ぬまで戦うしか道が無くなった気がする。

アスランとメイリンの件も含めて議長の行動に納得していないタリアは冷たい反応。おまけに視線が痛い。
議:「絶対何か一言あると覚悟していたんだけがね」
タ:「何を今更。言いたいことは山ほど有りますが(中略)聞く気がないのなら放って置いていただきたいわ」
なんか「議長とタリアの関係」が「カガリとユウナの関係」に似て無くもないような。
「もっとかまってよタリアぁ」って感じで。
←タリアの方が上司みたい ←目が怖い

ジブリールがオーブに逃げ込んだことがザフトに知れ渡ってしまい、ザフトはオーブに侵攻。
往生際の悪いジブリール無能なセイラン親子のせいで「敵国」とみなされたオーブだが、
報道を押さえられてしまい、オーブ国民は何も聞かされていないという最悪の状況。
立ち上がろうとするアスランだけど、フリーダム大破でも軽傷だった超人キラと違って、
かなりダメージが残っている様子。
ムゥさんからは「そんなんでジタバタしたってしょうがないだろ?大人しく寝てろって。」と、
冷たいけど的確なツッコミ。

そして今週のメイリン
←歩けるようになったらしい ←メイリンかわいいよメイリン
普通にアークエンジェル内を歩いてる気がするんだけど、仮にも元ミネルバの通信士なんだから、
ちゃんと監視してた方が良いのでは?まぁ、アークエンジェルは軍隊に所属してるわけでもないし、
元軍人の民間人が集まっているだけだから規則とか緩そうだけど。
そして残念ながら今週のメイリンの出番はここだけ。再来週に期待。


父が命を懸けて守った国のピンチに今すぐにでも駆けつけたいカガリだが、
「我慢」という言葉を覚えたらしい。焦る気持ちを抑えてウナト達の対応を待つことに。
←珍しく我慢
セイラン家ではウナトとジブリールが密談。
ジブリールの狙いは宇宙に上がること。そして「レクイエム」を流すそうだ。
どうせまた核ミサイルとか特大レーザー砲とかでプラント本国を狙うつもりだろう。
レクイエムが流れれば「全て終わる」らしく、
「その時勝ち残っていたければどうすればいいか分かるだろ?」とジブリール。
逃げ回っているだけのくせして言うことは毎回偉そう。

オーブ政府からの回答は最高。ジブリールがオーブに逃げ込んだ証拠がバッチリあるにも関わらず、
「ロード=ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」
バカユウナのふざけた回答に驚くカガリ&マリューさん。
←あまりのバカさにあ然
挙げ句の果てに「大変遺憾に思う」とコメント。これではザフトに対する挑発と受け取られても仕方ないことだと思う。
「そんな言葉が、この状況の中彼らに届くと思うのか!」とカガリは激怒するが、
自分も20話くらい前に、状況を無視して「オーブ軍撤退」を訴えたことは忘れてしまったらしい。

ザフトの攻撃目標点はセイラン家・国防本部・オーブ行政府なので、
市街地や民間人の被害は最小限に押さえるように命令が出される。
一方のオーブは軍を展開させることもなく、市民に避難勧告も出されていない。

オーブ上層部、特にセイラン親子の無能ぶりは相当なもので、
愚者が政治を仕切ると国は滅ぶという良い見本だと思う。そしてジブリールは再び逃走。
←逃げてばかりだな、コイツ

ザフトの侵攻が開始され、いきなり壊滅したセイラン邸。
「行政府が指示を出さないから」何の行動も起こさない国防本部。
やっぱり軍隊だから、勝手に行動することはできないようだ。で、バカユウナ登場。
「どうしてこうなるんだ。なんで奴らは撃ってくるの?」と何も分かっちゃいない。
「なぜあんな馬鹿げた解答をしたのか?」と聞かれ、
「昔、アークエンジェルの時には…(上手くいったし)」。

「アークエンジェルの時」っていうのは「ボクのカガリがあんなことするはずない」ってやつ。
「あの時とは政府も状況も違う」と説教されてユウナ逆ギレ。みんなは冷たい視線をユウナに向ける。
←こんな職場で働きたくねぇ→
我慢に我慢を重ねていたカガリも遂に限界。
ルージュはキラに貸した(しかも壊れた)ので、スカイグラスパーに乗ると言い出す。
「そんな無茶よ」とマリューさん。しかも意味もなく乳揺れ
「このままここで見ているくらいなら、国と一緒にこの身を焼かれた方がマシだ」とカガリ。
それでこそカガリ。やっぱりカガリに「我慢」とか似合わないって。

キサカとエリカに導かれ、大きな扉の前へ。
「この扉が開かれる日、このオーブが再び炎に包まれる日かも知れない」ということで、
黄金のモビルスーツ「アカツキ」を遺してくれたらしいけど、
別にザフトは市街地や民間人には被害を加えていないわけで、今ここでアカツキに乗って戦うなら、
カガリが守ろうとしているものは「オーブ国民」ではなくて「オーブ政府」ってことにならない?

クラシックをBGMにウズミのありがたい言葉を聞いた後、アカツキに搭乗。
←アカツキ ←ストライクフリーダム ←デスティニー
オーブの方は壊滅寸前。無能なユウナに作戦なんて立てられるはずもなく、
挙げ句の果てに「また負けたら貴様のせいだからな」と、
指揮官として言ってはいけないことを言ってしまう始末。つくづくバカである。

オーブに到着したカガリは国防本部に通信を入れる。「助けに来てくれた」と勝手に妄想するユウナ。
「指揮官はボク、ボクだよぉ」と全然役に立ってないくせに自己主張だけは強いユウナに対し、
再び一同の冷たい視線。
←視線が痛いって

「彼女は本物のカガリだよぉ」と認め、カガリに実権が移るとユウナは国家反逆罪で逮捕
ソガ一佐の渾身の左パンチが炸裂。そして一般兵達のタックル。今まで好き勝手やった報いだ。
二度と出てくるな。
←クリーンヒット

ミネルバではレイが出撃する予定だったみたいだけど、シンが自ら志願。
自分が育った場所であり大切な妹を失った場所だからこそ自分で討たないとダメだと思ったのかも。
冒頭で悪夢を見ていながらもいきなり2人殺したシン。次回はシンVSカガリになるはず。

フリーダムが「遠距離攻撃&火力」に優れていて、
ジャスティスが「近距離攻撃」に優れている(らしい)なら、
アカツキは「守り」に優れている機体で、敵のビーム攻撃を跳ね返すことも可能。さすが黄金の装甲。
←ビームコート ←当たっても反射する装甲
でも、デスティニーと戦うのはちょっと厳しいね。性能差以上に問題なのは、カガリ、ナチュラルだし。

来週は「リフレイン」(意味:「反復句」)。つまり「総集編」_| ̄|○

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